体重差37kgで6日前のオファーの無茶ぶりも城戸が一発を狙うか⁉
10月18日、『10.19 JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE』の前日計量と会見が行われ、QUINTETルールワンマッチ、QUINTETルールTEAM SAKU vs. TEAM RIZIN、巌流島ルール、そして皇治vs.ブアカーオのボクシングマッチを含む後半5試合の4部構成に分かれ、本戦に出場する全選手がそれぞれ登壇した。
巌流島ルール3分×3R無差別級では、照強(大相撲/日本)と城戸康裕(キックボクシング/日本)の相撲vsキック王道の異種格闘技戦が組まれた。2人の体重差は37kg。107kgの照強に対して、70kgの城戸がテクニックで勝てるのかが見どころとなる。
照強は、スピードを活かし前に出て攻める相撲で前頭3枚目まで上りつめる。2024年3月に大相撲を引退するも、現在29歳と若く、いまだ燃え続ける闘志をおさえられず同年9月の巌流島に参戦。2R TKOで格闘技デビュー戦を勝利で飾ったばかり。
城戸は、多彩な蹴り技と抜群のカウンターを武器にK-1MAXで活躍。2008年に魔裟斗や佐藤嘉洋らと並び4人目のK-1MAX日本王者となる。2017年の第2代K-1スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントでは準優勝を果たした。
会見で初対面となった、城戸と照強。フェイスオフでは、身体の厚みが倍くらいある照強を見た城戸が「デカイよ!」と苦笑する場面も。またコメントで城戸は「押し出し、寝技はやらないでよ」と要求し、照強は「どのくらい吹っ飛ぶのか見せたい」とニヤリ。
はたして明日は、城戸が場外に吹っ飛ばされてしまうのか、それともハイキックでKOするのか楽しみな一戦となる。
会見に登壇した照強と城戸のコメント
【照強】
「6日前ということで、体重差、直前に関わらず試合を受けていただいた城戸選手は感謝しかありません。相手が決まらなくて不安だったんですけど、こうして試合ができるんで、ありがとうございます。終わったら、ちゃんこでも食べましょう。
(押し出しなしの発言について)盛り上げるという意味でみています。どのくらい吹っ飛ぶのか見せたい。最善を尽くしてがんばります」
【城戸】
「マジで6日前にオファーがあったんですからね、決まったの!コンディションとか、昨日の夜も地獄みたし。街で声を“試合しない?”と言われた感じですからね。初めてだらけなんですよ、今回。オープンフィンガー使ったことない。さっき初めてはめた。あと、グラップリングやったことない。閉所恐怖症なんで、矢地君に乗られただけでタップしたくらいなんで。あと、押し出し、叶う訳がない。無理よ、無理無理。
寝技と押し出しで負けた場合、戦績には入れない。パンチで負けたらしょうがないけど。
押し出しないでしょ?立ち技で勝ってほしいなぁ。寝たら何もできないよ。押し出さないでくださいね。面白くないんで、コントみたいになりますから」
大会概要
能登半島地震チャリティ・イベント
JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE
開催日時:2024年10月19日(土) 12:30開場 14:00開演
会場:横浜BUNTAI (〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町2丁目7番1)
主催 :Japan Martial Arts Consortium
【当日券|会場で販売しております!】スタンド自由席:税込4,000円、アリーナ税込11,000円で会場で販売中!
【視聴方法】12:45 日本国内 12:30配信開始(日本国内独占・無料)
大会公式サイト:https://jmaexpo.com/
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